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いつもサロントリートメントをしているのに髪が良くならない?

多くの方がヘアカラーをしている今、髪のダメージを気にされてサロントリートメントをされている方も少なくないと思います。

ただ

痛みが気になるからトリートメントしてるけど良くなってる気がしない、

最初はいいけどすぐ戻っちゃう、

などのお声を良く耳にします。

 

誤解のないように言わせて頂きますが、サロントリートメントを否定したいわけではありません。

やらないよりはやったほうがいいと思います。

 

でもなぜ良くならない?のか。

もちろん種類が色々ありますので一概には言えませんが、一般的なサロントリートメントは基本施術の最後に行われます。

カラーやパーマなどで変化を加えてしまった髪やダメージしている髪に対し、後処理として栄養を補ったり表面を整えたりして手触りやツヤを良くします。

された方もおそらく直後はご満足頂けていると思います。

ですがシャンプーを繰り返すたび、1~2週間ほどでその効果はほとんどわからなくなってしまいます。

これはトリートメントが髪の表面、もしくは比較的浅い部分にしか作用しないからです。

 

キューティクルは、実はけっこうしっかりと髪を保護しています。

濡れている状態だと水膨潤で若干キューティクルは開きますが、分子の大きさなどからトリートメント剤は髪の中深くまでは入り込めません。

なのでトリートメント剤は髪の表面に作用し、ツヤを出したりしっとりさせたりできるようになっています。

(中には熱を使ったり、薬剤の反応を利用したりして髪内部に浸透させるものもあります)

逆にダメージの大きい髪はキューティクルも剥がれ、浸透しやすい状態ではありますが、すぐ抜けてもしまいます。

 

これらのことから、サロントリートメントをしても良くなってる気がしない、効果が長続きしないと感じられるのだと思います。

 

対して当店のヘアエステですが、例えばカラーエステの場合、アルカリによって膨潤した髪に色素と一緒に栄養分を入れていきます。

カラー剤自体が髪の内部に入り込むので、それと一緒に栄養分も髪の内部にしっかり入ります。

トリートメントエステの場合も、まずアミノ酸由来のアルカリ剤でキューティクルを優しく開き、さらにスチームによる水分と熱の力で栄養分を髪内部にしっかり届かせます。

そして後処理としてキューティクルを閉じ、髪を弱酸性の状態に戻してあげることで色素や栄養分を流出しずらくします。

 

結局エステとの違いの説明のようになってしまいましたが、、、。

 

ここまで書いておいてなんですが、そもそも一度ダメージした髪は厳密には完全に元には戻りません!

なので大切なのは、髪を極力傷ませないこと!

髪に変化を加えるためには薬剤の力は不可欠です。

しっかりと毛髪診断をし、的確な薬剤選定や施術を行うことが大前提です。

そのうえで 自己修復のできない髪に定期的に栄養を補給してあげることが

”ヘアスタイルを楽しみながらずっと綺麗な髪でいられる”ことになると思います。

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IRESU円山、店長の阪東です。 ハイキャリアを活かした幅広いご提案をいたします! どの世代のお客様も気軽にご相談ください!

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